第50話 天馬、死す!

 ・・・・・・・・・・・・。(←視聴後)



 あれ? 次回最終回だと思ったんだけど、勘違い?
(そして番組表関係を必死に回り確認)














 いや無理だろ。終わんないだろ。

 あと30分じゃ。(真剣真顔)





 というわけで今回のレビューです(笑)。


 さて、ウォフマナフにより地球総攻撃まであと残り8時間。
 前回、天馬に助けられる形でほうほうの体で逃げ出した……何とかって名前(覚えてない)(あの鎧武者っぽいデザイン)の異星人は、ベルゼウスの下でもう一度チャンスをくださいと嘆願中。



 前回きっちり倒しておけば終わっていたはずの戦いが蒸し返される予感です。っていうか確定です。



 汚名返上に燃える異星人は巨大怪獣か何かでセイザー達をひきつけている間に、命に代えてもルビー抹殺実行という(甚だ迷惑な)使命感に燃えて再び地球へ。
 …………。
 しかしこの異星人も大変ですね。



 日帰りで「地球⇔ウォフマナフの戦艦」どころか同じ日の内どころか宇宙船に戻って来てすぐ地球へとんぼ返り。間違いなく前回受けた傷は治っていないと思うんですが。



 その頃のセイザー達です。
 天馬は他のトライブたちにも、「ウォフマナフの宇宙船まで行って直談判」案を披露。危険だ、と反対する仲間たちの中で伝通院先生は反対しませんでした。

伝通院「おれも、もうそれしか手がないと思っていた」



 天馬、早よ行けえぇぇぇぇっ!!(蒼白絶叫)



 うっかり伝通院先生がウォフマナフに行っちゃうより早く! ダメだ! 伝通院先生が行った瞬間地球は総攻撃される!! 完璧敵対する危険惑星としてッ!!!

※ 伝通院先生はかつて(2話)、その当時敵対していた天馬を味方につけたいと言いながら、いきなり銃を突きつけて味方になれと脅したつわものです。どこが平和を愛するトライブか……(遠い目)(当時、カリンに他称されていた風のトライブの性質)



 まあ、心配そうな蘭に「何て顔してんだ、必ず帰って来る」と安心させるように力強く約束したり、なんでか未加とばっちりアイコンタクトなどとりつつ(おそらく「必ず生きて帰って来て。信じてるから」「ああ、もちろんだ」的会話がアイコンタクトで交わされていたものと思われ)、「行ってきます」と天馬が言ったその時でした。
 国防省、ウォフマナフに対する迎撃体制を整えていたと思えていたのですが、予想外のところ(アンドロメダ方面……ってどっちだ。月の方向と違うのか?(天体に疎い))から来たせいでしょうか、自力で迎撃できない位置にまで近付いてから気付いた謎の隕石が地球に衝突し――(ちなみに、クラウドドラゴンが途中で撃ち落そうとしていたけれど、幸か不幸か謎の隕石に攻撃は通じていませんでした)



 でっかい怪獣になりました。



 すごくでかい隕石らしき物体が衝突した割には周囲の被害があまりに軽度すぎるんですが。(クレーターのひとつくらい出来てても良いと思う)




 ――と、なれば当然セイザー達が出動しなければなりません。辰平も傷をおして……っていうかどう見てもフラフラしてる振りだけでばっち回復してる感じなのですが……セイザー全員で装着し、それぞれの超星神を呼び出します。1人乗りの超星神には伝通院先生(ドルクルス)、松坂(ガンシーサー)、反町(リバイアサン)、そして天馬はウォフマナフへ直談判に行くのだから、と剣(ガルーダ)が各々乗り込み、残りの人員はグランビークルで援護したり蘭の護りに入ったり、折りよく襲撃音が響く国防省へ助けに行ったり。
 当初の作戦通り、怪獣を隠れのみにしつつも派手に現れたりでもしたのでしょうか、特殊部隊の面々に猛反撃を食らう…………鎧武者型異星人は、あっという間に特殊部隊を蹴散らし、沖田に「ルビーはどこだ!」と詰め寄ります。しかし教えようとしない沖田に業を煮やし、そのまま殺そうとしたところで現れたのはルビーでした。



 アケロンバージョン(ピンクな怪物顔)で。



 ……いえ、正確には怪獣襲撃の時点で何かを察したのか、ルビーは寝かされていたベッドから起き上がると、いきなりアケロン星人バージョンになって病室から抜け出したわけですが。
 飛んで火にいる夏の虫とばかりに、鎧武者型異星人がルビーを攻撃しようとしたところで天馬と未加が駆けつけました。未加のブラントルネードで吹き飛ばされた敵は、国防省の建物のあるエリアから、いきなりどこかの林の真っ只中へ飛ばされました。








 っていうかどこまで飛ばされたらそんな場所に出るねん!!(※ 国防省の近所にそれらしき林は見られません)








 未加が敵を追いかけている間に、天馬は沖田を助け起こしてました。

 見事なまでにルビー素無視。

 ――なんだろう、初めて目にしたルビーのアケロンver.だというのに天馬と未加に驚いた様子がなかったのは、事前にアケロン星人だと知ってたからかなー、とか思ってたんですが、ひょっとして単にルビーに気付いていなかっただけなのかもしれないと本気で思いました。




 一方、怪獣と大決戦中の超星神及びグランビーグルは苦戦しまくり、あまつさえやってきたガントラスまで倒されてしまいます。
 それも、ダイセイザーへ合体中に攻撃を受けて。
















 やっちまったよ!!
















 戦隊モノの暗黙の了解(変身中、合体中は攻撃しない)を見事にやぶってくれました。これで2度目です。(一度目は伝通院先生が変身中の仁と涼子に攻撃かました回)



 そして酸素がエネルギー源だから無限のエネルギーを得られるはずだけど、ダメージは別物なのかぴくりとも動かなくなるガントラス。最強のはずのガントラスがこのざまではダイセイザーになれない状態ではすでに勝ち目ゼロかと思われ。
 ……まあ、なんというか一見胸のエネルギー集合体みたいな水晶状の物体が弱点のようにも見えるんですが、誰もそこを集中的に攻撃しないのはきっと弱点じゃないからですね、そうですね。これで来週胸のトコ攻撃して倒したらどうしてくれようと遠い目になりかけました。(子どもでもすぐ目の付きそうな弱点は、大人な時点ですぐに攻撃しておいて欲しいと思う今日この頃)



 超星神達が苦戦中の頃、天馬と未加も敵異星人相手にやや苦戦していました。
 激しい戦闘中、未加が羽交い絞めにされ、天馬がバーニングファルコンを射ろうとするものの羽交い絞めにした未加を盾にされ、思うように射れません。
 しかし敵の気がゆるんだか、油断した瞬間、未加が羽交い絞めされた状態から足払いを掛け投げ飛ばします。その好機を逃さず天馬はバーニングファルコンを射ち込み、これ以上の戦闘は不可能というくらいのダメージを与えました。
 けれど前回にもやってしまった通り、やはり殺したくないのか止めを刺すことはせず、再び降伏勧告をする天馬。
 もちろん、『命に変えても汚名返上』を命題としている敵は頷かず、何か――話の流れ的に間違いなく自爆スイッチを押してなぜか戦いの場近くに来て戦況を見守っていたルビーに飛び掛りました。















ちょっとまてルビー、何でここにいるー!!
(愕然として絶叫)















 命狙われてる自覚あるんだろ、せめて蘭と合流しろ自分から進んで危険地帯に近付くなようーッ!!!!




 予想通り、大爆発をしてくれた敵。爆発の跡にはルビーの姿も見えませんでした。

 ちゃっかりテレポートして逃げ切れた説が思い浮かばなくもなかったですが。

 とりあえずルビーの死を悔やんだ後(9割がた自業自得に感じましたが、ルビー、アレでホントに死んでたら天馬と未加もグランビーグルに乗って他のみんなと合流します。その時にルビーが殺されてしまった話も欠かしません。
 ますます追い詰められていく中、悲痛になっていく蘭の交信呼びかけに、ようやく水晶が何か反応を出し始めました。しかし確実な交信にまでは至らず。
 伝通院先生は「ここはおれたちが引きつける!」と天馬をグランビーグルでウォフマナフの戦艦へ先行させようとします。
 未加の「そうよ行って! そして必ず帰って来るのよ!」という叱咤激励の送り出しを受け天高く上っていく天馬の乗ったグランビーグルと見守る他のセイザー達。







 いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!












 宣言どおり引きつけておこうよ、ここぞとばかりに猛攻仕掛けようよ!!!






全然邪魔が入らないから、怪獣、天馬撃墜体制整えちゃってるよッ!!(涙目)









 一応、それに気付いた伝通院先生がとっさにカブト虫体型になって、天馬のグランビーグルをドルクルスのボディを盾にして最初の一撃から護りますが、その一撃で受けたダメージがでかくドルクルス墜落。間をおかず放たれた二撃目が天馬の乗ったグランビーグルを直撃し、グランビーグルは空中爆発を起こしました。




 ちなみにその間、他の超星神とか見てるだけ。

 天馬はひょっとして嫌われてるんでしょうか……




 天馬の乗ったグランビーグルが爆発し、剣はガルーダから強制排出され、ガルーダは鳥形態になってどこぞへ飛び去ってしまいました。
 未加と剣、二人の変身も解けてしまいます。「まさか天馬が死んだから!?」と慄く二人。



 トライブの3人がそろわないと動かせない(でも一人乗り)超星神が勝手に剣を排出してしまった事はともかく、装着が解けたのは理由にならんと思うんですが。



 その光景をどこのカメラで撮ってるのか知りませんがライブ映像で見守っていた堀口博士は国防省を飛び出し、未加たちの下へ向かいます。ちなみに怪獣との戦闘は絶好調続行中のはずなんですが、護衛が付いている様子はありません。博士、自分で普通車を運転して未加たちの下へ。
 短い間でも調べられることは調べていたらしく、博士を待っていた未加と剣に、グランビーグル墜落跡に天馬はいなかったことを告げます。そのことから天馬は生きているんですね、と希望を持つ未加と剣。堀口博士も、

堀口「あの天馬が死ぬわけないだろう。必ず生きている。信じるんだ」

 まあ、確かにどう見ても大気圏突入確実の高さから落ちても死ななかった男ですし。ライバルのロギアはもっとすごい爆発2度繰り返しても生きてますし。



 死んでないほうが変という意見はこの際無視の方向でひとつ。








 怪獣は倒せるのか。

 蘭の交信は成功するのか。

 天馬の消息は。(タイトルでは断言されてますが)

 ウォフマナフ内部の確執とは。

 最終回にロギアの見せ場はあるのか。







 多くの未解決問題を残し、次回、いよいよ最終回……のはず。



















いや、無理やて。
(むしろ残り30分で終わってたまるか

















 ……どんな終わり方するのかホント、ドキドキです。(真剣)






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