みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
余りのツッコミどころの多さにむしろどこからツッコメばいいのかさっぱりわからず放心状態の玄米です。
書ききれるか不安ですが、とにかく本日のセイザーレビューです(笑)。
OPシーンはいきなり国防省の科学技術研究所から始まりました。
突然の襲撃を受け、厳戒態勢の科学技術研究所。そこの壁を壊して進入してきたのはなんだかどこかで見たことあるようなマント姿ではありませんか。
そう、インパクターロギアです。
地獄から舞い戻ってきた男は生身で壁を壊せるまでにパワーアップしていました。
変身もしないで現れたインパクター・ロギアの襲撃により科学技術研究所は壊滅状態。ロギアはダイロギアンを奪ってそのまま逃走。
そしてナレーション。
”――インパクター・ロギアは生きていた。復讐を誓うロギアはダイロギアンを奪い返し、グランセイザーに襲い掛かる。果たして、戦いの行方は――!”(そしてOPが始まり)
いや、ちょっとまて。
「倒したはずの男が生きていた」という状況をそのナレーションひとつで全てすます気か、をい!
っていうか、済まされました。
OPが終わり本編開始。堀口博士の研究所に天馬が駆け込んできます。
天馬「大変だ! ダイロギアンが奪われた!」
堀口博士「ダイロギアンが?」
なんで御園木課長と直接連絡を取れる堀口博士より先に、天馬が科学技術研究所のことを知っているんでしょうか。っていうか、バイトはどうした天馬。
しかしさすがにロギア復活とは思いもよらないようで(普通はそうだろう)、やはり研究室に居た未加は「まさかまたインパクターが?」と不安そうに呟きます。
そしていきなり場面転換。
どっかの雑誌社か何かでしょうか。カメラマン風の男性が勢いよく階段を駆け下り呼び止めた相手は、パパラッチ・反町。呼び止めた男性は加賀と言って、反町とはずいぶん親しいようです。
親しいのは良いのですが、あの「えーいえーいえーい」(掌や腕を打ち付けあう)は一体なに……
そして再び場面は転換して堀口博士の研究所に。ようやく御園木課長から連絡が入った様子の堀口博士から、ダイロギアンだけでなくホロスナイパー(ロギアの武器)も奪われたことが知らされます。
ダイロギアンのみならずロギアの武器(ホロスナイパー)まで奪われたことで、天馬たちは早々に「ロギア復活」を確定させます。まあ、一応未加がロギアの最期を思い出し(詳しくは24話のレビューを見ていただければ)、「でもまさか」という雰囲気に持って行きましたが、天馬が「でも奴は生きていたんだ!」と一蹴。
間違ってはいないんですけど、普通、その前に「ロギアの復讐を誓う新たなインパクター星人」の可能性のほうが出てくるような。(だって爆発したはずなのに)
まあ、カリン(アケロン星人)なんてドロドロに溶けても復活しましたけどね。
そしてまたもカメラは反町達へ。いつの間にか外を出歩いています。さっきまで二人がいたはずの建物が影も形もないとはどれだけ時間が経ったというのでしょうか。
加賀は反町の先輩らしく、各国を回っての仕事(戦場カメラマン)に腕の良い相棒が欲しい、と反町を誘います。しかし反町は今やグランセイザー。宇宙人の侵略から地球を守る為日本から離れるわけには行きません。なんだか矛盾してる気もしますが。そこは気にしたらダメなので。
反町が加賀の申し出を断ろうとした時、反町の携帯に未加から連絡が入り、反町にもロギア復活の件が伝えられます。そして「俺も捜索に当たる」という反町。
国防省の特殊部隊だとロギアを見つけても対応できないから、またもやロギアを探すところからセイザー達に頼んでいるようです、御園木課長。
効率悪いなー……もういっそ和久井博士辺りに頼んで、宇宙人探知機のひとつくらい作ったらどうなんです。
……さて。早速捜索に出ることにした反町は、加賀に断ってさっさとその場を走り去ろうとします。その時、反町を狙うホロスナイパーの影が。その殺気とでも言うんでしょうか、気配を察した加賀が上を見ると、上の通路にいた銃を構えた謎な男(ロギア)が反町を追跡するように追いかけていくではありませんか。
この辺の危険感知能力に先輩と後輩の差を見ました。(気付けよ、セイザー)
ロギアが銃を撃った瞬間、加賀はタックルをかまして反町を押し倒します。
そしてホロスナイパーから放たれたビームは、前のめりに倒れていく反町の頭の前方を掠めて背後の公共物に当たります。
・・・・・・・・・・・・。
むしろあの一撃は普通に威嚇射撃だったのでは?(押し倒されて余計に危険度が上がったんじゃ)
無論、相変わらず射撃は目標物を大きく外れている、ということでもOKかと思います。
突然の銃撃の先に、ロギアの姿を認めた反町にロギアは(上にいることも相まって)思いっきり見下し視線で「久しぶりだなぁ、ゴルビオン」と挨拶します。
反町は呆然としている加賀(襲撃よりもいきなり「ゴルビオン」とか後輩が呼ばれている現実に呆然としてたのではと思えてならない)に「加賀さん、逃げろ!」と言い残し、何より自分が一緒の方が危険度が増すことを理解していたのでしょう、逃走状態に入って少しでも加賀やロギアから距離を取ろうとします。
しかし、反町の行く手を遮るようにロギアが現れ、反町は已む無く手荷物(ほぼ確実にカメラ入り)をその場に置いて(投げも放りもせず)ロギアに向かっていきます。
反町も相変わらず仕事の相棒(カメラ)を大事にするやつですなぁ。
一方、加賀はというと、逃げろといわれて逃げたのでは先輩の名が廃るとでも思ったのでしょうか、物陰に隠れて謎の男(ロギア)と戦う後輩(反町)を手にしたカメラで激写しまくります。
――少なくとも襲ってきた相手は銃刀法違反者なんだから、せめてまずは警察を呼ぶ行動くらい取ろうとしてくれよー……
……戦場カメラマンとして各国を渡り歩いたせいで、すっかり日本の常識を忘れてしまったんでしょうかー(生温い笑み)。
反町は加賀がいることに気付いているのかそれど頃じゃないのか、更に変身して生身のロギアに立ち向かいます。
しかし、変身しない生身のままのロギアにやられるセイザーゴルビオン。
ロギアはサ●ヤ人になったとでも!?
なんで急にあんなパワーアップをしてるというのか。
反町のピンチに知らない間にすっかりロギアとの因縁が増している天馬がバイクに乗って駆けつけます。
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天馬「ロギアァッ!!」
ロギア「待っていたぞぉ……タリアス!」
いや待ってないし、普通に反町襲っていただけだし……!!(久々の登場のせいかすっぱりテンパってますか、ロギアさん)
天馬「お前、やっぱり生きていたのか!」
(↑あんだけ決め付けておいて、何を今さら)
ロギア「お前たちを倒す、ただそのためだけに私は地獄の淵から蘇ってきた! いくぞ、タリアス!!」(カードを取り出す)
天馬「上等だァッ!!」
相変わらず如何にしてあの爆発の中生きていたのか、とか、爆発した割になんでカードがちゃんとあるのか、とかそういう細かい事情は全てスルーされています。
今回、よほど内容を詰めているせいでしょうか。普通地獄の淵から蘇った時の回想シーンのひとつくらい流れても罰が当たらないと言うか、説明不足の視聴者のためにぜひその辺は省略して欲しくなかったと言いたいところです。
新たに天馬とロギアのバトルが勃発する中、加賀は未だに物陰に隠れてこの現状を激写しまくりです。
だから何も知らない一般人の立場として警察なり自衛隊なり呼んでくれよ、と思うわけですが。
天馬とロギアの戦いの最中、ホロスナイパーの流れ弾が加賀に当たりそうになり、反町が身を呈して庇い負傷して倒れ伏します。
変身したまま倒れる反町に迷うことなく駆け寄り「誠、しっかりしろ!」と声をかける加賀は立派だと思いましたが。
仲間が倒れ(もしかしたら一般人がいたことに今ようやく気付いたのかもしれない)天馬は「しまった!」と隙をみせてしまい、ロギアが好機とばかりに襲い掛かろうとしたときでした。
横手から襲ってくる不意打ちの銃撃。そう、我らがミラクル伝通院です。
伝通院「天馬、大丈夫か」
先生、何を見てらっしゃったんですか。すでに反町が大丈夫じゃない状況でしょうが。(呼びかける相手が間違ってますヨー…)
更には辰平も駆けつけ、セイザーお得意のタコ殴り状態の準備が整います。
さすがに不利だと察したのでしょう、ロギアは「この勝負、預ける!」と言い残して宇宙人の得意の高速移動だかテレポートだかで逃げ出しました。
そして場面は堀口博士の研究室へ。
天馬からやっぱりロギアだったこと、反町が負傷したが手当てを受けたことの報告を受けたあと、博士はその場にいた未加と剣に他のメンバーにも注意を促す連絡をするよう伝えます。
何せ今頃ロギアの捜索でみんな散り散りでしょうし。
場面は切り替わり、連絡を受けている蘭の姿が。相手はやはりというかなんというか剣でした。とにかく一度戻るね、と伝えて携帯電話を閉じた蘭の前に、間違いなくそのタイミングを見計らってたと思われるロギアが現れます。(※ 生身)
蘭は変身して応戦するも歯が立たず(くどいようですかロギアは生身……というか地球人バージョン)、気を失って変身が解けてしまいます。
地球人形態でセイザーを高く蹴り飛ばす真似されても反応に困るんですが、ロギアさん。
その頃、グランセイザーが二人も就職している例の病院の屋上で、加賀は反町からグランセイザーの説明を受けていたようでした。
締めのように「誠は俺たちと一緒に侵略してくる異星人と戦っているんです」と言う天馬。しかし加賀は、
加賀「俺はお前に戦うことを教えたつもりはない。俺たちの戦いは銃じゃなくカメラだ。暴力じゃなくて行動だ。それを忘れたら、ジャーナリストの資格はない。(項垂れる反町を振り返りつつ)お前は……戦場カメラマンとして失格だ!」
何か色々と間違っている気がするのは私の気のせいじゃないと思うんですが(苦笑)。蛇足ながら反町の武器は銃じゃなくて刃が鋸状の剣ですよー。銃じゃないよー(笑)。
それが命の恩人に対する言葉か、とか、カメラを武器にどう戦ったら宇宙からの侵略をどうにかできるのか具体案出してみやがれ、とか。
つまりセイザーは説得力のない飾った言葉が好きだよなー、ということですが。(辛口)
それだけぼろくそに言われても反町は何も言いません。それどころか、加賀は戦場カメラマンとして取材中、何度も命を救ってくれた恩人で、戦場カメラマンとしての心構えを教えてくれた兄貴みたいな人なんだ、と加賀に対して「なんだありゃ」と零した天馬や加賀の言動に憤る辰平に食らいつき、去って行った加賀を追いかけていってしまいました。
同じくその頃、ロギアに気をつけるよう連絡をとった後行方知れずになってしまった蘭を、剣、涼子、仁の3人が探しています。
その彼らに襲い掛かる戦闘員たち。
……ここでちょっと考えてみましょう。
● 爆発したはずのロギアは生きていた。
● しかし、爆発したからには当然服もなくなり真っ裸のはず。
● にも関らず、ロギアは服からグラサンからマントから完全装備で現れた。
● あまつさえ、戦闘員たちまで入手済み。
● でもやってることは人類滅亡でもなんでもなくセイザー達への復讐。
以上のことから察するに、やはりインパクター星人がロギアを回収の後回復させ、目を覚ましたロギアは金目のものとアイテムを奪って地球へ逃走、復讐に走る、と言ったドラマでも繰り広げられたんでしょうか。もしくは地球上に他にも活動拠点があったということにしてもいいんですが、そうするとそこに辿り着くまでいかにして真っ裸で過ごすかという問題が浮上するわけで。(浮上さすな)
それはともかく。
襲い掛かってくる戦闘員を変身して迎え撃つ剣達。敵の人数が多いため、戦っているうちに3人は分断されてしまいます。
ひとりになった涼子の前に銃で不意打ちしつつ現れたのはロギア(※ 変身済み)でした。変身済みって辺りに蘭と涼子の実力差が見え隠れしています。
涼子のピンチに駆け寄ろうにも、間断なく襲い掛かってくる戦闘員たちが邪魔で近付くことすらできない剣と仁。
なんで必殺技を使わないんでしょうか。(必殺技は大概遠距離攻撃可能)
そうこうしている内に、涼子もロギアにやられ意識を失い、変身が解けたところを戦闘員二人に神輿担ぎされて連れ去られてしまいました。
その状態(神輿担ぎ)でどこまで行くつもりなのか、非常に気になりましたが。
どうやら途中で消えてしまったようです。
さて、今度は堀口博士の研究室です。
連絡を受けた天馬が駆け込んできます。剣に涼子だけでなく、恐らく蘭も攫われたに違いないと言われ、「ロギアは何が目的で」と考え込む堀口博士に天馬は「とっ捕まえればわかるさ!」とロギアを探しに出て行ってしまいます。
だからひとりで出歩くな、というに。
その頃、蘭と涼子はどこかの工場内で拘束され、鎖を微妙な巻き方(ぐるぐる巻きでもなく、ちゃんと縛り付けられてるのか不思議な巻き付け方)で縛り付けられ、吊るされていました。そしてふたりのまん前でスイッチが入れられる爆弾らしき物体。
倒したいならどうして即効的なものでなくわざわざ時限付なんだろう……
更にその頃、外で攫われた二人を探していたのでしょう、辰平は町なかでバンに乗ってどこかへ行く戦闘員たちを見かけます。
……繰り返し言わせていただきます。
辰平は町なかで車に乗るまんま戦闘員の姿を発見したのです。
間違いなく町なかで。
戦闘員が。
誰か通報しろ。
ああ、それともやっぱりあからさまに怪しいモノには関りたくない人間の心情を上手くついたということでしょうか。
辰平は変身してから戦闘員の乗った車を追いかけます。
……変身した行動についてどうこう言う気はないんですが。
町なかでどういう尾行をしたのかが非常に気になりました。
残念なことにそのシーンは丸々カットされていました。
車を尾行し、蘭と涼子が捕まっている工場に辿り着いた辰平。
辰平が「待ってろよ! 今助けてやるからな!」と気合を入れたところでようやくCMです。
CMも明けまして。
意気揚々と工場に乗り込んだ辰平。吊るされている蘭と涼子に近付こうとしたところ、戦闘員の一人に襲い掛かられ、それは簡単に撃退できたのですがそのことで注意がそれてしまった辰平は、落とし穴に落ちて周囲を高圧電流が流れる柱に囲まれたらしい穴の底へ。
辰平は今回も役立たずでした。(生温い微笑)
しかしどうやら辰平は未加と連絡を取り合っていたらしく、異常はすぐに未加に伝わります。急に連絡取れなくなったから。
各トライブから一人ずつ消えていく状況に、堀口博士はようやくロギアの狙いがダイセイザーを呼ばせないことだと気付きます。
……ていうか、気付いてなかったんかい。
もちろん、ロギアの最終狙いは天馬です。
ロギアを探し回り、どっかの工場が並ぶ一帯まで来た天馬の前に変身済みのロギアが現れます。
蘭たちをどうした、と問い詰める天馬にロギアは、彼女らの元で作動させた時限爆弾が10分後に爆発することを知らせます。
そして天馬に対しては「お前もここで死ね!」とホロスナイパーでロックオン。天馬も変身して応戦します。
その頃、辰平もきっちり吊るされている囚われ3人組。逃げ出そうともがくも、簡単に外れそうな鎖は外れず(特に辰平が)もう駄目だ、と諦めかけたその時でした。
突然、天啓でも受けたように、蘭が「グラン、ビーグル……」と呟きます。
涼子「蘭の脳には水晶板に記録された超古代科学のメッセージがコピーされている。それが、また……」
すいません、めっちゃ初耳なんですが、涼子さん。
だから知らない間に色々設定を付加していくなというに……
蘭はグランビーグルを作動させるよう声を上げます。それをナックルライザー(変身アイテム)の通信で聞いた未加はグランビーグルを起動させ――
ちょっと待ってください。
ナックルライザーでの通信もできないから散々探し回っていたんじゃないのか? どうしてナックルライザーの通信が通じるようになってんだ、をい……
しかしそんなことはセイザー的には極小の問題だったようで、まったくスルーされてグランビーグルが作動します。
それにしてもどこから出てくるのかなー、どんなのかなー、と思っていたら。
クラウドドラゴンの首の後ろ辺りから出てくる戦闘機。
未加はそれに乗ると、そろそろ爆発時刻だから工場から出てきた戦闘員たちを襲撃します。
えーと、つまり戦闘機は敵の掃討用? すでに3人が捕まってる場所は把握済みってことですか?
爆発時刻も迫り「愛に伝えたいことがあったのになぁ」とすっかり諦めモードの辰平。
そこに駆けつけたのは変身済みの剣と仁でした。3人を縛り付けている鎖は本当に強力らしく、セイザーの力を持ってしても容易に引きちぎれません。しかもそうこうしている内に爆発時刻は刻一刻と近付いています。
しかしここで涼子は例のジャイアニズムをふんだんに発揮してくださいました。(微妙に敬語)
涼子「(仁に対し)時間がない、早く!」
仁「はい!」(爆弾を持つと外に投げ捨てに)
(爆弾を持つと外に投げ捨てに)
爆 弾 を 持 っ て 。
外 に 投 げ 捨 て に 。
爆発時刻まであとわずか、それはもう確実に命がけの所業を「早く!」のひと言でさせる涼子。素晴らしいまでの仁の使いっぷりです。(微笑)
仁の機転というか涼子の命令によって生命の危機を脱することができました。
さて、未だバトル中の天馬とロギアです。
一向に決着が付かない――というか天馬に押され気味なことにいらついたのか、ロギアはダイロギアンを呼びます。
天馬一人なのだから、天馬のほうは超星神を呼べないことをロギアはわかっていたはずですが、これまでダイロギアンを呼ばなかったプライドをあっさり捨てた模様です。
しかし如何にダイロギアンが強力であろうとも命中率の悪さは如何ともしがたく、そう簡単に天馬を倒すことができません。
そこに現れたのはでっかいスーツケース(五色支援機士 ユウヒの起動アイテム入り)を持った沖田と、その警護に当たる特殊部隊員でした。
どうやってここを嗅ぎ付けたんでしょうか。
ダイロギアンの登場に、沖田は急いでユウヒを出撃させます。
そしてあっという間に現れ、ダイロギアンに攻撃を始めるユウヒ。
今までどこに隠れてたんですか。
(ユウヒは高速飛行とかそんな機能付いてないし、本来出撃命令が出てから基地から出てくるんじゃないのか。よもやそんな近辺に基地があるとか言うなよこんちきしょう)
ロギア「(ユウヒの攻撃を受けつつ)……ユウヒ!」
なんで知ってる。
ユウヒが出てきたのは過去一回。ウオフマナフとは何の関係もない地球人自身が原因のクローンアケロン人大星獣の時だけですよー……。
さすがはユウヒの元ネタでしょうか。(ユウヒはダイロギアンを参考に作られています)(並んでみると悲しいほど似てませんが)
しかしダイロギアンの攻撃(主に殴る蹴る)の前にあっという間に沈黙させられるユウヒ。
クローンアケロン人大星獣の時に提起された問題点はまだ全然解決の域に達していなかったようです。
ユウヒやられて今度こそピンチの天馬。そこにグランビーグル・フレイムトライバーに乗った未加が現れロギアに攻撃。更にクラウドドラゴンも現れ、他のグランビーグルも出撃します。
グランビーグルは超星神のサポートメカで、各トライブに1機ずつ存在していたのです。
ところでグランビーグルが出撃する時、すでに出撃済みの炎のトライブのグランビーグル、フレイムトライバーの搬入口まで一緒に開く辺り、ひょっとしてそろそろクラウドドラゴンも古くなりすぎてるんじゃと心配になりました。
ダイロギアンには基本的にエネルギー攻撃が無効なわけですが、しかしグランビーグルに乗った面々(未加、涼子、蘭、辰平)は果敢にダイロギアンに挑みます。
そしてその様子を遠方から激写している戦場カメラマン・加賀。
国防省ー。グランセイザーを秘密にするつもりなら、その辺の報道規制をもっとちゃんとどうにかしてくださいー。
グランビーグルが時間を稼いでいる間に、超星神も駆けつけます。
さすがにこのままではダイセイザーを相手にする羽目になり、それはまずいと感じたのか、「タリアス、次は必ず貴様を倒す!」と捨て台詞を吐いてロギアは何処かへと去っていくのでした。
そして次の場面。
どう見ても先刻まで居た工場地帯ではなくどこかの公園でダイロギアンが消えていった空を睨みつけている天馬と、そこに駆けつける仲間たち。
場所ぐらいきちんと統一させてください、せめて。
ちなみに駆けつけてきた仲間たちは、それぞれ違う方向から駆け寄ってきているというのに、
反町「大丈夫か、天馬!」
未加「ロギアがまた襲ってくるとはね」
涼子「ほんと。でもこれで諦めるとは思えないわ」
どこの卒業式ですか、あんたら。
最後は、天馬の「何度来ても、みんなで力を合わせて必ず奴を倒す!」というひと言にみんな(未加、剣、蘭、涼子、仁、反町、辰平)が力強い頷きを返して今回のお話は幕を閉じました。
つまりあれですね。
国防省がさっさとダイロギアンを解体するなりしておけばここまで大変なことになることはなかった、と。(微笑)
……ここまで読んでくださった方、お疲れさまでした(笑)。