第14話 覚醒せよ! 水の戦士



 やっちまいました。
 またもやうっかり寝坊して最初の10分見逃し。


 ……何度、同じミスをすれば気がすむんですか、自分……(涙)
 仕方がないので、見終わった後公式サイトの予告を見に行きます。
 自分が見逃した部分はどう書かれているかなー、とチェック。




 ”天馬から逃げた反町は、自分と同じ「水のトライブ」三上辰平に会いに行く。”




 何があったんですか、グランセイザー。



 前回の続きなら、リヴァイアサンを破壊しようとするインパクターの前に姿を見せた水のトライブ「セイザーゴルビンオン」。果たしてリヴァイアサンを守ることができるのか!?


 そんなノリになるんじゃないんですか。
 何でいきなり逃げてるんですか反町。
 ……まあ、ここでリヴァイアサンが壊されるとお話が終わってしまう気もするので守れた、ということでいいです。次回予告とかで無事な姿は確認してますし。
 しかし反町……天馬に正体は隠したままなのか? それとも正体はばれたけど未だ他のセイザーを仲間と認めず一緒にいるのを嫌がったのか? それ以上に天馬の反応が気になりましたが。天馬はちゃんとバイクを返してもらえたんですかねぇ……(そろそろストーリーと関係ないことが気になり始めてます)
 ところで反町の身分証はどうなったんでしょう。いくら有能だか何だか良くわからない国防省でも身分証なんてものがあれば住所とか取引先とか調査できてしまいそうな気もします。


 さて、知らぬ間に過ぎていた怒涛の10分間の展開についてはもう打ち切って、ここから自分が見た部分です。色々微妙に違うかもですが、見逃してください。


 どこかの部屋で博士と御園木さん(国防省課長)と知らないひと二人の計4人が何か話してます。知らないひとの一人はやはり何かの博士らしく(もう一人は助手?)、何かの金属片が超星神(グランセイザーたちの操る巨大ロボ)のものと似ているという話をした後、「こんなものがある」と石版を博士に見せます。
 そこに描かれていた人型の絵を見て博士は言いました。

 博士「確かに……これはロボに見える。」






 いや、見えないし。



 ロボって言うより巨人だろ。
 あれが真っ先にロボに見えてしまう(話の流れ的に正解ではあるのだろうケドも)博士の先行きが不安になる1コマでした。

 ……だってさー……ただ大きい人型の絵を見てロボだとか言われてもなー……
 第一、他の超星神はともかく、風のトライブの超星神はどう贔屓目に見ても直立歩行するカブト虫。人型には見えな(強制終了)




 さて、場所は見慣れた病院に移ります。
 そう、伝通院が働いている職場です。
 この時点で、先週の次回予告を覚えていた私はもしやもしやとドキドキしながら展開を見守ります。
 病院に入ってきたのはチンピラにしか見えない風体の三上辰平。アロハシャツに半ズボンにビーチサンダルという季節感を激しく無視した格好です
 そんな怪しさ大爆発の三上。近くを通ったナースに「最近入ったばかりの魚住愛はどこにいるか」と訊いています。

 この時、仕事中の人に聞く内容じゃないよなー、とか、まずどういう関係なのか、とかある程度名乗らないと不審者と思われても仕方ないんじゃとか(すでに外見からしてチンピラだし)思うより先に。





 やっぱり同じ職場か!!!
 (伝通院と魚住)








 なんてベタな!!!!(笑)







 ベタな展開はまだまだ続きます。
 伝通院、年配のナースに呼び止められて新人のナースを紹介されます。
 新人ナースはもちろん魚住愛
 魚住はキラキラした瞳で伝通院を見つめます。

魚住「憧れの伝通院先生と同じ職場で働けるなんて!」





 そ、そんなに有名だったのか……?

 さすが腐っても天才外科医でしょうか……

 この後、魚住はシーツの洗濯が終わってなかったので洗濯物を干しに屋上へ向かいます。その後をつけているのはインパクタールシアです。ルシアの様子に何か感じたらしい伝通院。伝通院に話しかけている(色目を使っていると言ってよいのだろうか)ナースに問答無用で断りを入れルシアの後を追います。
 そこに一足違い(お約束)で現れる三上とナースの会話は……お笑い路線を狙ってるものと思われますが、大丈夫普通に話を進めてて充分おかしいから


 さて、その頃のインパクタールシアです。
 人気のない階段の途中で、もう一人のインパクターラディア(だっけ?)と連絡を取ります。水のトライブを二人見つけたから今から倒す、というルシア。現在反町を尾行中(なんで尾行されてるの……っていうかセイザーの正体バレバレ?)のラディアは(一応自分の計画はセイザーは一人ずつ各個撃破なので)止めろといいます。しかし数度の問答の結果、あっさり許可を出すラディア。



 ここにも女子に弱いキャラが一人……



 ちなみに、この会話上でいくつかキーポイントらしい言葉が出てきました。
 簡単にまとめると、インパクターたちの総指揮はロギアというひとが取っているが現場の指揮はラディア担当。

 しかしそんなこと以上に重要なのは。








 ラディア→ルシア→ロギア
 (↑好意の行く先)










 どこもかしこもラブが大変です。










 相変わらず本当にこれは子供向け番組なのかという展開が続きます。

 ところで伝通院はやっぱり見失っていたようですね。ルシア。








 その頃の魚住・三上ですが、屋上にて三上が反町からの伝言を伝えます。
 みんなでリヴァイアサンに会いに行こうという企画が持ち上がっているようです。もちろんそれに即賛成の魚住。
 更に、反町と天馬が宇宙人と戦ったという話もして盛り上がります。
 やっぱり反町って強いんだ、と感心する(というか戦闘が強いカメラマンて何)魚住に自分だって変身すれば強いという三上。
 気心が知れた人たち同士の和やかな会話が続き――












三上「俺はお前を守りたいんだ」






















 ・・・・・・はい?






















 いや、いきなりそこで爆弾落とされても。しかも何の脈絡もなく。





 えーとどうやら二人はただのサーファー仲間ではなく、幼馴染のようです。そして魚住はどうやら孤児。
 「お前が強いのは知っているし、俺のことを頼りないやつだと思っていることも知ってるけど、俺は本気だ」と、何故か告白モード全快の三上
 しかし幼馴染というポジションのせいでしょうか。まったく相手にされていません。
 ……哀れな……

 そんな、戦隊モノというよりラブストーリー系な展開を繰り広げる二人の前にようやくルシアが現れます。
 ようやっと戦隊モノらしい展開に。

 まずは魚住を守ろうと三上が進み出てルシアに攻撃を仕掛けます。三上は未だセイザーとして覚醒してないのでもちろん生身です。そしてあっさりやられます。
 その間に変身すればいいのに戦いなれていないせいでしょうか、魚住も生身で戦いを挑み、一度やられて、その魚住を守ろうと立ち上がった三上が再びやられて、ついに怒った魚住がセイザーパイシーズに変身します。(立場、逆では……)
 ポーズが何か中途半端にアイドルっぽいっつーか……変……
 ルシアもルシアでリヴァイアサン破壊のために水のトライブが邪魔とか言う割には、生身相手に普通の格闘技のみで対応している辺り優しいというかなんというか。

 さっさと必殺技使えば一撃なのに……

 ソレをいったら番組が終わってしまいますが。
 そして女同士の熾烈な戦いが幕を開けます。ちょうどその頃伝通院を尋ねようとしていたのでしょうか、仁のものと思しき車で病院にやってきた涼子が異変を感じ取っていました。

 さて、屋上の対決では、何故か生身のとき以上にあっさりルシアやられる魚住。病院裏手の空き地まで飛ばされ、戦いの舞台が移動します。まだ必殺武器が出せないのか格闘技のみで応戦する魚住に対しようやく武器を出して本気で仕留めにかかるルシア。




 だからそれをもう少し早く・・・・・・




 今にも止めを刺されそうになる魚住の前に颯爽と現れたのは、伝通院(すでにレムルズに変身済み)。

 ……仕事もせずにルシアを探していたのだろうか……?

 こうなるとルシアも目標を伝通院に変えざるを得ません。
 なんか格好良いこといって出てきた割には、格闘技戦ではルシアに勝てず早々に武器を出してルシアを倒す伝通院








 一瞬どっちが悪役か見失う自分。







 ルシアは戦闘員を呼び出して戦線離脱。
 座り込み無防備な魚住には目もくれず律儀に伝通院に攻撃を仕掛ける紳士な戦闘員。

 なぜか戦闘員を即座に倒せずルシアを取り逃がしてしまう伝通院。





 相変わらず強さの基準がめちゃくちゃですヨー……






 ルシアから連絡を受けたラディアはマントをバサバサ言わせながらの反町追跡を一時中断して(というか反町も即気付け。いなくなった瞬間に気付くのでなく)ルシアの元に急ぎます。
 気を失ったルシアの「助けて……ロギア……」という呟きにロギアの助けなど要らないと(間違ったベクトルで)闘志を燃やすラディア。







 色恋沙汰で地球を狙うことは避けて欲しいと強く思った一瞬。






 魚住達のほうでもノリが戦隊モノじゃなくなってます
 敵がいなくなったことで伝通院が変身を解除し、それを見た魚住が「伝通院先生がセイザーだったんですね!」と驚きの声を上げます。
 当然、「君は?」と尋ねる伝通院に変身を解除して名乗りを上げる魚住。しかしどうやら初の本格的な戦闘に腰を抜かしてしまったらしく、伝通院が差し出してくれた手にすがって立ち上がろう……として。








 お約束どおりそのまま伝通院に倒れこみ抱きとめられる魚住。










 そしてそれを屋上の上から悔しげに見つめる三上。















 ・・・・・・うわあ・・・・・・










 守りたい彼女が別の野郎と抱き合っている現場を図らずも見る羽目になってしまった哀れな蟹、三上。その時、ようやく屋上に上がってきた涼子は屋上のフェンスを掴んで「何で覚醒できないんだ!」と悔しい叫びを上げる三上の手に蟹座のマークが浮かび上がっているのを目撃し、意味ありげな笑みを浮かべました。







 終わりのナレーションで「インパクターの真の目的とは。そしてロギアとは一体」と言ってましたが。視聴者的に気になるのはむしろ「彼らの恋の行方は一体」だよなぁ、という思いを残して今週は終わりです(笑)。







 次回予告によると涼子が三上の覚醒を手伝うために特訓するそうです。さすがスポーツインストラクター。




 ……ということはあれか?

 今度は仁が三上に嫉妬とかそういう展開もあるんだろうか?






 ――グランセイザーって戦隊モノで良いんですよね?




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