第12話 決戦! 超星神対大星獣

 まずOP前に前回のおさらい映像が入るのですが、









 いや、前回そんな普通のお話じゃなかったですヨ?








 ――『編集』ってものは凄いな、としみじみ思いました(笑)。


 さて、本題です。
 巨大ロボに乗ったものの、ポーズしかつけていなかったため攻撃をこれでもかとくらいまくっていた天馬(射手座)が、ようやく攻撃に転じようとしたらしいその時、でっかいカブト虫型のロボに乗った伝通院(双子座)が天馬の攻撃進路を塞ぐようにして登場します。







 撃ち落されたいんですか、あんた。







 で、そのでっかいカブト虫も人型ロボットに変形するわけですが……






 ……カッコ悪(強制終了)






 ……人型……? だよねぇ? と首を傾げつつTVを見つめます。
 今までカリンに騙されていたとはいえ、敵対してしまった罪滅ぼしに、カリンは自分の手で倒すから手を出すな、と天馬に言う伝通院。
 しかし、攻撃するものの攻撃が効かずあっさり返り討ちにあってロボの外に出され変身も解けて気を失う伝通院。しかも気を失う寸前、人型のカリンの幻まで見ています。


 色んな意味でホントに大丈夫か、アンタ。と問わずにいられない……


 天馬もピンチに陥りますが、カリンの攻撃を受けて倒れた天馬を助けようと、他のふたりが必殺技をカリンに向かって放って注意を引く、というヒトコマもありましたが。


 変身状態とはいえ、一般人サイズの攻撃で注意が引けてしまえる辺り、グランセイザーにおける攻撃力のレベルが良くわかんない……


 結局、カリンは天馬が必殺技っぽい攻撃を連打して倒しました。


 最初、あれが普通の攻撃方法かと思っていたら、後半であれは必殺技だったらしく。いやそんな連打されても……っていうか、妙に地味に見えるのは何故でしょうか。


 溶岩のようにどろどろに溶けていくカリン。
 風組は伝通院が排出された辺りを探しますが、伝通院、行方不明です。
 そういえば、大地組、松坂(牡牛座)が怪我を押してカリンのもとに向かおうとするのを蘭(乙女座)と神谷(山羊座)が止める一幕もありましたが……


 神谷……あんた、いつのまに私服に着替えた……(神谷は警察官。先週は確かに警官の格好をしていたような気がするんですが……そして時間軸的には先週と連続してるはずなんですが)


 さて、場面はグランセイザーの溜まり場、堀口博士の所に移ります。どうやら、炎組、風組で伝通院の行方を捜していたようですが発見できず。さらにやってきた大地組の話では松坂まで病院から消えたとか。


 ……止めたすぐあとに逃げられたのか……?逃げ出しそうなことはわかり切っていたのに見張りとか立てていなかったのか……しかもこんな短時間に……


 カリンも見つからないしなぁ、という話になった時、御園木(国防省の課長)からカリンが見つかったという連絡が――










 ちょっとまってください。












 あれで倒せてなかったのか!!?
 いや、だって溶けてたし! あれで逃げたってかなり無理が……!?








 宇宙の神秘をこの目で見たような気がします……




 カリンが見つかったと聞き、ひとりで倒しに行こうとするリョーコ(水瓶座)を未加が止めます。堀口博士にも説得され、皆で御園木課長の所に詳しい話を聞きに行きます。
 国防省は監視衛星でカリンの行方を追っていたようですが、大体の場所が判明しただけで、あとのその一帯をしらみつぶしに探すというローラー作戦になります。特殊部隊ではカリンに対抗できないからグランセイザー達だけで探すことになりました。


 7人だけに探させるのではなく、特殊部隊に探索だけさせて場所がわかったら知らせる方式を採用したほうが遥かに早く発見できそうな気がするのですが。万が一にも特殊部隊から被害は出したくないという根性のなせる業でしょうか。


 それぞれの組ごとにわかれて探索です。


 神谷も普通に探索に参加してますが、仕事が休みだからなのか(私服に着替えてるし……でも、作品時間内で、数時間前までは仕事してたはず……)、やはり今回の探索場所も管轄区域内ということでしょうか。


 カリン跡らしい物体を先に見つけたのは風組でした。「カリンは私たちの手で倒さなければ」と息巻いていたリョーコですが、一応、その前の未加や堀口博士の説得が効いていたのかいきなり攻撃をしようとはせず、仁(天秤座)がみんなに連絡を取ろうとしたところで松坂が現れます。
 カリンは自分が倒すから手を出すなという松坂に、リョーコは「プライドのために戦うような人間はグランセイザーの資格はない」というようなことを言います。

 何だか説得力がないというか凄い豹変振りというか……ぜひ、数分前の貴女に言っていただきたい。


 しかも、その一言にあっさり説得されかかる松坂。どうも彼は女子に弱いらしいです。
 その頃、伝通院は見慣れぬ空間で目を覚まします。周囲を見渡す伝通院の前にかつての人型バージョンのカリンの幻が現れ、ここは自分の中だといいます。更に、


 「人類は滅びる……でも、あなただけは……」










 あんた、まだその男に惚れてたのか!!!!










 しかも、人間時の幻を見せる辺り、相当に本気です。

 伝通院は再びあっさりグランセイザーを裏切るのかと思いきや、本来の姿がピンクゴジラではダメということでしょうか、「お前が人類を滅ぼすというのなら、俺は命に代えても守ってみせる」と宣言する伝通院。
 カリンは「残念だわ……」と呟き……

 だからと言って、伝通院に胃酸攻撃とかそういうことはしませんでした。



 むしろ貴女が目を覚ませと言ってあげたい……(ホロリ)



 再びピンクゴジラとして復活したカリンのもとに、他のグランセイザーたちも集まります。松坂を姿を見て、喜び、「信じていた」という神谷と蘭。しかし急に気弱な様子で「違うんだ……」と否定しようとする松坂を神谷が『わかっているさ、何も言うな』的顔と態度で押し止めます。


 グランセイザーにおいて、人格が豹変したり急変したりは常識のようなので、ここはあえてスルーします。


 その時、天馬に伝通院から通信が入ります。自分はカリンの中にいるが気にせず攻撃しろ、という伝通院。まあ、ここで再び説得タイムに入るわけですが、〆は松坂の「プライドで〜」というリョーコのパクリでした。(そしてその背後で嬉しそうにその言葉を聞くリョーコ)


 ホントにキャラの性格の変動が激しい……


 内と外からの攻撃で、突破口が開き伝通院は無事カリンの中から脱出できました。


 中からはともかく、ロボに乗っていない状態の攻撃でそんなダメージ与えていいのかと思のですが。


 それぞれロボを呼び、炎・風・大地の3体のロボがそろい、カリンと対峙すると、再び謎の円盤が現れてカリンを回復させます。それを見て、あの円盤を先に倒さない限り何度でもカリンが復活してしまうことを悟り、天馬の乗ったロボが円盤に攻撃を仕掛けます。
 空を飛んで円盤に体当たりを食らわしそのまま円盤を突っ切って撃墜。
















 ええええええ!!?














 何でそこで体当たり!! 飛び道具あるのに! 必殺技あるのに!!


 超電磁スピンのように回転するでもない、普通の体当たり。



 きっと通常技ですらないんだろーな……


 予想外の円盤の倒し方に呆然としている間に、カリンは3体のロボの必殺技を受けて今度こそ本当に倒されたのでした。
 最後は9人全員が横一列に並んで歩く場面で幕を閉じました。


 自分が持ち続けていた巨大ロボVS怪獣の常識が崩壊していくような気がしてならない、そんな内容でした(笑)

 やってくれます、グランセイザー(笑)。
 次回からいよいよ本格的に宇宙人の侵略が始まるようですよ。

 ……いま、公式サイトの予告見てきたら、カリンがいたのは高原ってありましたね。……でも、丘陵っていってるように聞こえたんですが……難聴かな、自分……




戻る