第11話 結集! 9人のセイザー

 うっかり寝坊した挙句、親がテレビを独占していたので慌ててパソ子さんを起動させ、スマートビジョンでテレビが見られるようにして……

 結局、グランセイザーの最初の10分弱を見逃してしまいました(痛恨)。

 この番組はやたら展開が速いので「10分見逃す=30分の展開を見逃す」くらいの痛打だと思うのですがいかがでしょうか(聞くな)。

 仕方ないので、見終わった後公式サイトの予告編を確認してきました。
 ちなみに公式サイトの予告編は、予告のわりに30分番組の全容を紹介しているようで、しかし実際に番組を見ると前半分しか紹介していないからやっぱり予告なのだとわかる中々に素敵な予告です。

 というわけで本日のグランセイザーの感想です(笑)。

 まず公式サイトの予告のまとめ。
 どうやら前回双子座に殺られたカリン(アケロン人)の死体は政府の研究機関に持ち込まれたようですが、カリンは生き返って研究機関から姿を消してしまったようです。


 まずここで予告で敵が生き返って姿を消すと言うことをばらしても良いものなのか疑問に思います。
 ネタバレどころの話ではないような気がするのです。


 その後、空から円盤が現れ、カリンにパワーを与えます。完全復活したカリンはグランセイザーをひとりひとり殺そうと考える……そうです。


 一番の目的は双子座だという気がしますが。
 というか、他のグランセイザーへの殺意は双子座のとばっちりと言う気がせずには居られないのですが。


 そしてカリンが最初に狙ったターゲットは牡牛座。







 ……何故。




 人様の感想やら公式サイトのこれまでのあらすじを見るに当たって、少なくともここ一月分まったく出番のなかったらしい牡牛座が何故最初のターゲット。
 何故双子座じゃないのですか、そこの人!


 復活したカリンの力は強大になっているらしく、グランセイザーの力がまったく効かず牡牛座は大怪我を負ってしまう。


 ……というわけで、私が見始めたのはこの辺、牡牛座とカリンがバトルをしてる最中のことでした。
 そういえば、グランセイザーのEDは少年探偵コナンちっくに、その日の内容をちらちら乗せているのですが。
 ……なんですか? 獅子座と乙女座ってできてるんですか?(バスケをしていた) でも乙女座って山羊座は苗字、牡牛座は名前で呼んでるのでてっきり牡牛座ラブとかそういう展開かと……どうなんだろう、そこんとこ……


 さてここから、自分で見た分の感想です。相変わらず順不同ですが見逃してください。
 格闘家の牡牛座と互角以上のバトル(もちろん肉弾戦)を繰り広げるカリン。格好が前回のスーツ姿のままなので、むしろ牡牛座がやたら弱いのだろうかと思ってしまいます。
 さらに、格闘家なのに必殺技は普通にキャノン砲……何故そこで格闘家のスキルを生かした必殺技ではないのでしょうか?
 大怪我を負った牡牛座は、双子座の勤める病院に搬送されます。ベッドに寝かされる牡牛座を苦悶の表情を浮かべて見つめる双子座。


 牡牛座が大怪我を負った理由の九割九分九厘が双子座のせいと言っても過言ではないと思うので、さすがに罪悪感が芽生えていると言うことでしょうか。


 病室の外で牡牛座の容態を案じる火と大地のトライブ組に大事はないと伝えた後、双子座は難しい表情でどこへともなく行ってしまいます。


 どうも未だにカリンのことを引きずっているように見えるのは気のせいでしょうか?


 牡牛座を直接見舞ったのは牡牛座と同じ大地組の山羊座と乙女座です。これを機にチームワークを深めようと言う魂胆のようでしたが、牡牛座は一人で突っ走ろうとします。さすがに堪忍袋の緒が切れた山羊座(警察官)は牡牛座を殴ろうとしてしまいますが、怪我を負ってる相手を殴るのは気がひけたのか、上半身を起こしていた牡牛座の身体を強く押す――というかベッドに押し戻すと言うか……ベッドに叩きつける? むしろ普通に殴ったほうがダメージ少ないんじゃ? と思わせる行動でした。
 というかですね、山羊座の言葉には耳を貸さなかったくせに乙女座(女子)の説得には耳を貸してるっていうのはどうかと思うんですが、牡牛座さん。

 双子座・水瓶座・天秤座の風のトライブは病院の外で井戸端会議……もとい今後の行動確認です。双子座は「もう迷わない。アケロン人は敵だ」というようなことを言いますが、どう贔屓目に見てもカリンの事を引きずってるようにしか見えません。




 あれだけあっさり殺っておきながら。

 だいたいアレだけ変わり身の多い人だと「迷わない」発言もどこまであてになるのか、ちょっと楽しみだったりします(笑)。


 とりあえず、今回の決意を固める双子座に水瓶座が「アケロン人を倒してわたしたちは仲間と認めてもらえるのよ」というような発言を言います。
 これまでの贖罪の意味も強いかとは思うのですが、まずは双子座をどうにかするのが先かと(笑)。

 一方、未だ牡牛座に大怪我を負わせただけのカリンはどっかの工場みたいなところで人を襲撃。特殊部隊も出ますが、相手にならないのでグランセイザーの出番です。

 おやっさんはアケロン人の罠を警戒してグランセイザーを向かわせることを渋っていましたが、正義の味方が保身を考えてどうする。とツッコミを入れずに居られないと言うか……
 いや、もちろんグランセイザー(火組)はカリンのもとに向かいましたが。

 ようやく普通の戦隊物らしい展開だなー、と思っていたら、射手座の攻撃(弓矢)がカリンのビームを押し切りカリンに大ダメージを与えます。盛大に吹っ飛び建物をひとつ崩壊させ、いきなり現れた円盤からビームを受けて巨大化。






 ・・・・・・・・・・・・。





 ほんの1分以内くらいの時間で、なにもこんなにツッコミ所を詰め込まなくても……!!!!
(単体の必殺技でなんでそこまでダメージ受けるんだとか、吹っ飛びすぎだとか、成人女性並みの体格が突っ込んだだけで建物崩壊するなよとか巨大化した姿はまるでゴジラだわとか)


 更に巨大化したカリンはゴジラ並みの破壊を撒き散らします。工場らしきものが並んでる一角で巨大化したように思えるんですが、普通の町中にも攻撃をしていて、一体どういう町の立地なのかが非常に気になりましたが。
 そしてテレビ放映され、それを見た人々の怯えること怯えること。


 普通、まずは「えー。まさかー」「何かの特撮じゃないの?」発言があっても良い気がしますが……


 対抗するために火組(主人公チーム)も自分たちのロボットを呼びます。どうやら前に壊れていたらしく、宇宙を漂うへんな物体に直してもらっていたようです。
 呼んだロボに射手座だけが乗り込み、カリンと対峙。風組も巨大化カリンのことを知ってこれから現場に向かうようです。牡牛座が大怪我中の大地組の動向やいかに。


 そんな感じで次回に続きます。



 ……ところで。
 巨大化カリンと対峙した後、攻撃するでもなくただ構えだけとってカリンの攻撃を受けまくる射手座って、ロボの操縦者としてどうだろうと思うのですがどうでしょう?(聞くな)


 どこまでも突っ込みどころ満載なグランセイザー。
 ほんと、すごい楽しみです(笑)。
 次回もきっと普通の巨大ロボvs巨大化した敵という構図にはならないに違いない、と思ってます。
 あぁ、楽しみだ……




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